スマブラ祝20周年!多くのゲーム会社を巻き込んだ「スマブラfor」を振り返る【ゲームの歴史】

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2019年1月21日にスマブラシリーズ初の作品である「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ」の発売から20周年を迎えました。これまでに全6タイトル(スマブラforは3DSとWiiUの2作品としています)が発売され、全シリーズ日本だけでなく世界でも驚異の大人気を博しており、まさに「神ゲー」と言えるでしょう!

今回は20周年ということでスマッシュブラザーズシリーズの進化と歴史を振り返っていきたいと思います

今回は、WiiUとNintendo3DSの2つで発売されたシリーズ「大乱闘スマッシュブラザーズfor WiiU/3DS」について、最新作のスマブラSPなどと比較しながらまとめていきたいと思います

初の2機種で&携帯端末で発売!

今作大乱闘スマッシュブラザーズfor WiiU/3DS(以下、スマブラfor)は名前の通り、WiiUとNintendo3DSで発売され、初めての2機種での発売、加えて初めて携帯端末での発売になりました。大部分は一緒なのですが、3DSとWiiUで一部専用ゲームモードやステージなどあります

3DS版は2014年9月13日発売。WiiU版は2014年12月6日に発売しており3DSが3ヶ月ほど早く発売しています。3DSの人気、携帯端末の利便性、WiiU版より早めに出たということが功を奏して、当時の日本の売り上げの最高記録(253万本)を記録しました

しかし、WiiU版は3DS版の後に出た、そもそもWiiUが人気がなかったということがあってか日本売り上げが最低記録(75万本)となってしまいました

前作のキャラに加えて他社からもキャラが続々参戦!

前作の「ソニック」「スネーク」のように他社のゲームのキャラが参戦しました。バンナムの「パックマン」、カプコンの「ロックマン」など続々参戦しました。もちろん任天堂キャラも参戦し、どうぶつの森から「むらびと」(主人公)、Wii Fitシリーズから「Wii Fit トレーナー」など対戦のイメージがないファイターも新たに参戦しました。また、キャラチェンジワザがなくなったため、「ゼルダ」「シーク」「サムス」「ゼロスーツサムス」「リザードン」は単独のキャラとなりました。さらに、Miiをファイターとして参戦できたりと新しい要素なども追加されました

しかし、今作でもリストラがあり、「アイスクライマー」「スネーク」「ウルフ」「ゼニガメ」「フシギソウ」「リュカ(後述)」がリストラされ、スマブラDXでリストラされたキャラも「ドクターマリオ」以外は復活しませんでした。しかし…

ダウンロードコンテンツにより新参戦、復活キャラが登場

スマブラforでシリーズ初のダウンロードコンテンツが配信され、それにより「ミュウツー」「ロイ」「リュカ」が復活、新たに「カムイ」と「ベヨネッタ」、他社キャラとしてスクエニの「クラウド」、カプコンの「リュウ」が参戦しました。前々から復活を望まれていたミュウツーの復活やスマブラ投稿拳というサイトから参戦してほしいと世界中で望まれていたベヨネッタの参戦ともあって、購入者も多く、ダンロード開始時は使用者もかなり多かったです

バトルの面でのシステム変更

この他にもメインの対戦の面でもシステムの変更が多くありました。しかし当然ではありますがあまり不満点が改善されてない点もありそちらも紹介します

良い点

デザインが明るい感じになる

前作のスマブラXはリアルな感じだったのに対し、スマブラforは透かし明るい感じになりアニメ調なデザインになっています。そのためちょっと暗い印象だった(亜空の使者のせいか)スマブラXから明るい感じになりました

ゲームスピードが少し速くなる

スマブラXで少し不満に思われていたゲームスピードが改善されました。スマブラXではゲームスピードが少し遅めで吹っ飛ばしスピードも遅かったので爽快感が足りないという意見があり、スマブラforではその意見が反映され爽快感が出るようにゲームスピードが速くなりました

エフェクトや効果音が派手になる

上記と同様に爽快感が出るような工夫として強い攻撃が当たったりバースト級の吹っ飛ばしを当てたときに大きなエフェクトが出るようになりました。またスマブラのロマンとも言えるメテオワザを当てた時、独特の効果音が出るようになり爽快感が高まりました

崖捕まりを奪えるようになる

時に大きなシステム変更と言えるでしょうがけ捕まりの仕様変更です。スマブラXまでは一人のキャラががけに捕まっていると後から来たキャラは崖捕まりが出来ないというシステムでしたが、スマブラforからは崖捕まりを奪えるようになりました。この仕様変更で崖際の攻防に大きく変化しました。以前までは相手を遠くへ飛ばしたら崖に捕まる相手に合わせて少し先に崖捕まりをし、相手の崖捕まりを妨害するという作戦がありましたが、スマブラforからは逆に崖を後に奪い、相手が崖を離したところを攻撃しバーストするという「崖奪い」という作戦、テクニックが出て来ました

百烈ワザにフィニッシュで吹っ飛ばすようになる

一部のキャラが使える弱攻撃を連打(または長押しなど)した時に使える百烈攻撃で最後に相手を少し吹っ飛ばす攻撃が出るようになりました。以前までは攻撃した後相手を吹っ飛ばさないため百烈攻撃のあと反撃を食らうことがあったのですが、フィニッシュで少し吹っ飛ばすようになったので反撃されることが少なくなりました

空ダ(空中ダッシュ)やステップテクニックなどの一部上級テクニック登場

今作から、上級テクニックが複数登場しました。一部キャラが使える必殺ワザのベクトルを反転させ着地位置や攻撃の急変更をするテクニック「空ダ(空中ダッシュ)」というテクニックやステップのタイミングにスティックを入力することでステップの隙をキャンセルしたり、反転空後を出すテクニックなどたくさんの上級的ニックが登場しました

掴んだ後のキャラを連続で掴めなくなる

掴みをしたキャラが掴みから離れたり投げられた後約1秒程掴まれなくなりました。これは前作で猛威を奮った投げ連への対処だと思います

よくない点、不満点

攻撃弱体化、防御・掴み強化による待ちゲー化

スマブラforは攻撃の隙が大きいのに対し、シールドや掴みの隙が少ないので、遠距離攻撃が強いキャラがかなり強かったです。遠距離から攻撃をし相手が近づいたら、シールドを貼りガーキャン掴みなどをするといった。立ち回りが強く、見栄えもあまり良くないし近距離型のキャラが圧倒的不利になるため不満が多かったです

オンラインでの荒らし、煽り

前作でもあったオンラインでの煽り、荒らしがありましたが対策はしたものの今作でも荒らし、煽りがありました。名前欄煽り、アピールや連続しゃがみなどの煽りなどがあり、不快な思いをする人が多かったです。一応隔離部屋という通報された人が入るサーバーがあるのですが、荒らし煽りをしなくても通報されれば隔離されるという問題もあり、機能が十分発揮されませんでした

参戦シリーズの偏りが顕著に

スマブラの新作が出るごとに一人以上追加される「マリオシリーズ」「ポケモン」「ファイアーエムブレム」などがあるのに対し、初回から出ている「ドンキーコングシリーズ」「メトロイド」「星のカービィ」などはほとんどキャラの追加がなく参戦が多いシリーズと少ないシリーズの差が顕著になってきました。自分の好きなシリーズから出ないという不満の声が多く上がりました

踏み台ジャンプやダウン連による半ハメワザ

踏み台の仕様で踏まれると一定時間操作が効かなくなり、その時間中に床に倒れると受身ができないので踏み台ジャンプを使ったコンボが多く研究されました。さらにダウン連という「相手が倒れている時に弱い攻撃を当てると強制その場起き上がりになる」という仕様を利用したコンボもありました。踏み台ジャンプからのダウン連でほぼ回避不可能のハメワザができるキャラもいました。これは難易度が難しく魅せプレイの域にあると思いますが、一部キャラ(リュカなど)は0%からバーストまでもっていけるほどのコンボもあるため、なんだかんだ不満をもっている人もいたそうです

CPUの超反応

CPUとの対戦での話ですが、CPUの反応が良すぎて確定で反撃を与えないとジャストガードやカウンターを繰り出すため、CPUとの対戦でストレスが溜まるという不満の声が多く上がりました

一部キャラが最強ランクの強さになる

スマブラforで一番の問題であろう最強キャラが最強すぎ問題です。スマブラforで多くのキャラが登場しますが大会に出ている人はベヨネッタ、クラウド、ディディーコングなどのキャラを使う人がほとんどで実際この三キャラに加え、ある程度決まったキャラが常連となっていました。強キャラが人気になるのは普通だと思うのですがベヨネッタに至っては即死コンボなどで猛威を奮っており、大会ではベヨネッタ同士の戦いやチーム戦で全員ベヨネッタを使うなどという事態が起こっており一部大会ではベヨネッタが使用禁止となることもありました

上述のベヨネッタの即死コンボですが即死コンボ自体は持っているキャラもいますがアップデートでやりづらくなったりして大きな問題にはなっていませんがベヨネッタは、アップデートをしても即死コンボが可能でかつ実用的で応用も出来るのでかなり嫌われキャラとなっていました。スマブラSPでも体験会も兼ねた大会で有名プレーヤーがベヨネッタの即死コンボを決めておりその際には観客からのブーイングが開発者の桜井さんに向けられてました。とにかくスマブラforの思い出はベヨネッタと即死コンボが持っていったといっても過言ではありません

まとめ

今回はスマブラforについてまとめました!いかがだったでしょうか?

現行最新のスマブラSPの前のシリーズとありまして記憶に新しい人も多くいると思いますが、賛否両論ある作品だと思います。盛り上がる要素や参戦キャラの豪華さなど素晴らしい点はありますが、格ゲーとしてのスマブラは、キャラの強さの格差が激しかったり、遠距離有利のゲームになっていたりと大切な部分が不足していたりとしていたため評価を大きく二分することになったと思います

ですが、この作品ですごかったところは次回作に受け継いで、ダメだった点はしっかり対処していたりと、カスタマーの言葉をクリエーターに届けたという点では良い作品だったのではないでしょうか。そんなことを言っておきながらもスマブラforが最新作だった時代はとても楽しめてスマブラって奥が深いんだなぁと体感できた作品なので僕は他の作品と比べても思い出が多いシリーズです

初めて見た生物を親と勘違いする雛鳥のようではありますが、僕が初めてうまくなりたいと思った作品なのでスマブラの対戦をより一層楽しむことができた大好きな作品です!